不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

2004-01-01から1年間の記事一覧

NHKによろしく

教育放送と株式市場放送(テレビ東京)以外のテレビ放送局が、我が家とは縁のない家族の祝い事で独占されていたので、教育放送を流しておりました。すると、幼児向け番組で懐かしいメロディがかかりました。 しかし、政治的なビラを投函しただけで逮捕される…

『1999年の夏休み』

16年半前にはじめてみてから、何回みたのかもう忘れましたけど、未だにこの作品について文章化できません。いや、頭の中では何度となく書いているのですが、何かのかたちにしたくないのでしょう。萩尾望都の『トーマの心臓』を下敷きに岸田さんがつくりだし…

『1999年の夏休み』

映画編集者の冨田功さんと、この映画の脚本家にして戯曲家の岸田理生さんの追悼となる上映でした。 冨田さんは20年の間に100本を超える作品を繋いでおり、現代日本映画を見る人ならばほぼ確実に彼が関わった作品を見ているでしょう。金子修介監督とはデビュ…

ありがちなキャスティング遊び

ハウルと「荒地の魔女」の関係って、ユーリとサイフリートの関係みたいだなぁ……と思ったら結構面白かったのでキャスティングを妄想してみました。 ユリスモール・バイハン……ハウル トーマ・ヴェルナー…………ソフィー エーリク・フリューリンク…ソフィー(ダブ…

『ハウルの動く城』

木村拓也の声が不自然という前評判が伝わっていましたが、全然そんなことはなかったです。週刊誌の記事だったと思いますが、原稿を書いた記者のやっかみだったに相違ありません。もちろんプロの声優に比べると「らしく」はなかったですが、それも狙いの一つ…

高田馬場タイ料理レストラン「ボス」

ビックボックスの向かい、大丸ピーコックの先を点字図書館に向けて曲がったところにあります。 http://www.ksijapan.com/RESTAURANT/ 大変おいしく、やたらと安い。特に、ココナツミルクがたくさん入ったカレーラーメンは、他ではなかなか食べられない味です…

アイスクリーム

禁酒1週間達成ということで、自分にご褒美を出しました。ホットアップルパイにバニラアイスクリームを載せて、洋酒を少々掛けてみた。……しかしアイスクリームにウォトカは合いませんでした。がっかり。 ハーゲンダッツはイスラエル企業だというので、国産(…

禁酒続行中

禁酒を始めるといつものように寝汗をかき、ちょっと嫌な夢を見ました。今回は中途半端にリアルな犯罪ロードムービーでした。夢だと薄々わかってはいても、司法関係者と追っかけごっこをするというのは、どうにも目覚めがよくありません。しかもやっている犯…

人間とは何だ

高熱で朦朧としていたときに、夢とも妄想ともつかない思考の流れの中で、アイデンティティ危機に陥りました。その翌日、点滴されている間に「あれはいったい何だったのか」と思い返すと、だいたい次のようなものであったようです。 1.社会・組織の中で、わた…

プチ禁酒

先日、活動方面で久々にバトルをしまして、その解決の反動で飲みすぎ、ダウンしました。(具体的には飲み杉で急性胃腸炎系の風邪をひく→暖かくして体温を上げる→さらに脱水症状が加速→あちこち痙攣といったプロセスをたどった模様)。脱水症状が諸症状の根源…

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

いやぁ、ようやく見ました。面白いじゃないですか。ただいま『逆襲のシャア』をなぞった部分のようです。しかし、ザク(もどき)も作画によってずいぶんと格好良くなるもので、むしろ主役のみっともなさが際だつ結果に……

『モンキーターンV』

えらい久々に見ました。いや、『V』になってからは初めてだと思う。原作はラブコメかと思いきや、今時珍しい誠実な恋愛文学と化していますけれども、アニメ版はさらに気合いが入っています。これはもはやフェミニズム恋愛アニメと言っても過言ではない!い…

中国原潜領海侵犯

ではなぜ今回騒ぎになったのか。ひとつには、海上自衛隊お得意の政治工作です。どうせ北朝鮮は近いうちにポシャリますから、その後の脅威として中国をフレームアップし、自衛隊の対中シフトを促したい。ジャーナリストや作家にも、この片棒を担いでいる人が…

いえろーさぶまりーん

潜水艦戦というのは情報戦なので、お互い情報は出さないというのが一般常識です。

それでいいいのか?

ちょっと前の話ですが、新宿駅南口付近を歩いていたところ、音質のあまり良くないスピーカーから、アニメソングらしき曲が流れてくるのを聞きました。歌声からすると、ささきいさおの曲で、たぶん『UFOロボ・グレンダイザー』の主題歌かと思われました。…

『リトル・ダンサー』

ビデオで見ました。いい話です。1984年、サッチャー政権下で大幅なレイオフ(首切り)が行われようとしていた、ダーラム郡の炭鉱町が舞台。主人公は親子三代続く炭鉱夫の家庭にうまれました。母親は既に亡く、父の同僚からボクシングを習っているのですが、…

『ミニパト』

『攻殻機動隊S.A.C.』の神山健治が監督を、押井守が脚本と音楽を担当しています。旧ビデオシリーズと映画版の二作品に対する情感の溢るる映像で、最初のビデオパッケージの発売から15年もたったのだと思うと、感慨深いものがあります。犬の「トロ」みたい…

『フォッグ・オブ・ウォー〜マクナマラに学ぶ11の教訓』

(正式な邦題は『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』) アカデミー賞を受賞したドキュメンタリーフィルムで、六本木の乙女小屋で観ました。現在、渋谷のユーロスペースでレイトショー中。「人間コンピュータ」の異名をとったマクナマラ…

地に足着きました。

憧れの君(というよりは「神」?)との逢瀬を済ませ、現実に帰還します。さて、書きかけの短編を仕上げないと(あれ?)。とりあえず、しばらくためこんでいた映画評などをまとめてアップします。

ここのところ

あちこちでたいへんなことがおきていますが、自分の言葉で日記に書くべき言葉が思い浮かびません。今晩は、4年ぶりくらいに、わたしの聖地に足を運んできたのですが、少しの懐かしさと安らぎを感じただけでした。どうにも心が落ち着きません。子どもの頃か…

近所の本屋で

「見回り夜回り先生」の本と、「イエローキャブ社長」の本が並べて置いてあった。確かに似ています。

萩尾望都『バルバラ異界』

「NHK大河ドラマ「新選組!」のキャスティングうまいなー。」という、モー様の一撃が!(93頁)渡辺多恵子様の心境、お察しいたします。 ところで『バルバラ異界』のカーラー博士は、アレルギー・カルチャーブレインのアンアンに後ろ暗さをつけ加えた感…

矢野徹氏死去

昔好きだった作家が次々と亡くなるのは寂しいことですね。作家としてよりもむしろSF翻訳家として知られる矢野徹は、司馬遼と同じく大日本帝国陸軍の戦車兵(正確には騎兵科か)出身でしたが、司馬と違って近代戦を書くことを躊躇いませんでした。 第二次世…

何か最近

自分の書く日記が異様につまらんのですよ!理由は何となくわかるのですが、認めたくない!というわけで、ネタ用にソフトを仕入れてきました。タッチタイピングソフト、『エースをねらえ!狙打』です!でもヒマが無くてインストールも出来てません。すいませ…

警察官との対話

会社の飲み会から帰る折、電車の中で熟睡し、通話用の携帯電話を無くしました。ここまでは(わたしにとっては)よくある話なのですが、タチの悪いのに盗まれたらしく、悪用されてしまいました。腹が立ったので、近所の警察署に届け出ることにしました。わた…

カフェイン中毒

さいきん、カフェイン依存気味です。朝起きて日本茶、会社に着いてカフェオレ、仕事中にカフェイン配合のガム、さらに錠剤にまで手を出しています。この錠剤のカフェインは他のものとはまったく違う強烈さで、飲んで10分もするとくっきりと眠気が覚めます…

映画『デビルマン』は、

『キャシャーン』みたいな映画なんじゃないか、と友人が疑っていました。『キャシャーン』を観ていないのに言ってしまいますが、これは杞憂だと思います。デビルマンの監督である那須博之は、日活ロマンポルノ出身で、平成「ガメラ」で名をあげた金子修介の…

それはあんまりだ

かつて東洋一の高さを誇ったサンシャイン60というビルが、東京は池袋にあります。その横に、「オリエント博物館」というのがあるのです。行ったこともなければ何が展示してあるかも知らないのですが、とにかく存在はしているらしい。で、夜間、その建物の…

「エースをねらえ! 奇跡への挑戦」

A

やっぱり、「エース」の話題は盛り上がりますね!しかし今回は脚本の出来は悪いし(西高テニス部ご一行様がぞろぞろつるんで移動するのはやめてほしい……)、カットの切り返しは下手(例えば、宗方の日記を捲り続けるひろみのシーンは、学生映画並の撮影と編…

『エースをねらえ! 奇跡への挑戦』

A

言いたいことは山ほどありますが、愛川マキファンクラブかいちょーとして一言だけ述べさせてもらうならば、音羽京子さんの靴に画鋲を入れておかなかったのは失敗でした……。