不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

2007-01-01から1年間の記事一覧

『椿三十郎』

その一方、森田芳光の作品を良いと思ったことがないのもまた事実。一抹の不安を抱えて観に行きました。 池袋のシネサンシャイン6番館は160人そこそこしか入らない小屋で、客は1割未満。ハルキさんジンギスカンに続いて大ゴケ?不安はいや増すばかりです…

椿三十郎

織田裕二のパーソナリティは嫌いですが彼が主演した映画にはハズレがほとんど無いと思います(未見ですが『ホワイトアウト』だけは酷いらしいですね)。

SONY SL-F102ハイバンドベータマックスビデオデッキレコーダー

を購入してしまいました(棒読み)。 これはかつてSONYが製造していた高性能……でもないかモノラルだし……動画保存装置でありまして、80年代末期に5万円ほどで売られていたもののようです。ちなみにわたしは1万2千円で買いました。 画質ですが、おそ…

「現代思想の109人」その2

エルンスト・カシーラー(生松敬三) ユダヤ系ドイツ人の哲学者。後にアメリカに亡命。ドイツ近代哲学の伝統を受け継ぎつつ、現代的課題への脱皮への道筋をつけた人、かな?解説は美文。 エミリエルヴィヒ・メイエルホリド(佐藤恭子) ドイツ系ソビエト人の…

やりなおし?現代思想家入門その2

アクシズが横切っていきそうな雰囲気の、霧に煙った満月の聖夜、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

「現代思想の109人」その1

友人の勤める大学を退官した教授がいろんな本や雑誌を放出していたのでもらってきてしまいました(村上陽一郎の『やりなおし教養講座』も偶然、一緒にもらってきたんですが、なんかスノッブな感じ〜)。わたしは基礎教養のなさについて常々劣等感を抱いてお…

女と子供の世の中

わたしも一食一泊一宿一飯の恩がある施設が整理統合の危機にあるとのことで、メールを無断転載してみます。 以下引用。 ・・・ 埼玉県嵐山の国立女性教育会館が、独立行政法人の整理合理化計画にふくまれていることは、ご存知の方もおおいかと存じます。 実…

「時代」

NHKの番組で、夏川りみがカバーした「時代」を聴きました。わたしがこの曲をひとつの作品として認識したのは、山田洋次監督の『ダウンタウン・ヒーローズ』の主題歌として、薬師丸ひろ子がカバーした時です。今回の夏川バージョンは、それよりもかなりス…

『ミカ!』『ミカXミカ!』

伊藤たかみという人はさいきん書店の店頭ではじめて知ったのですが、学生デビューした芥川賞作家だそうです。読み始めはかなり頭にきました。つまりそれくらい魅力的だったということです。しかも現代児童文学の必須要件(お約束とも言う)である、家庭問題…

心ならずもインプット

さいきんあまりに忙しくて読書量が増えてます。とまぁ、その程度の忙しさ。

シャイン

ウルトラセブンの主題歌にのせて「シャインシャインシャイン!」とわめくCMがうざい。うざすぎる。あまりにうざいのでどこの企業のCMか知らないんですけど、イヤな会社だわ。

Aさんとの対話。

http://d.hatena.ne.jp/tummygirl/20071102経由で知ったhttp://d.hatena.ne.jp/gordias/20071031のエントリにおける「語りかけるべき言葉」について考えてみました。(わたしはアカデミズムとそれほど縁が深いわけではないのですが)。 Aさんは20歳高卒女…

『トーマの心臓』

古本屋でとても状態のいいものをみつけたのですが、92年の16刷だから、全集の赤背ではラストなんじゃないかな。通して読み返すのは何年ぶり、ひょっとしたら十数年ぶりか。 完璧すぎます。 とくに最初の5枚。 あんまり使いたくない言葉なんですけれど、…

トーマの心臓

はじめて読んだのは17の時で、正直言って読むのがつらかった。旧版の小学館文庫版で画質がひどかったっていうのが第一ですが、もしかしたら、テーマがつらかったのかも知れません。

ちょっといい話

ただでさえドイツ人ばかりの白人合宿に黒人のナイジェリア人と黄色人の日本人のコンビなわけで妙に人の目を引いた。テント生活で天気がよく日差しが強かったので、日よけクリームなぞを塗っているときに、モハメッドも塗るか、と手渡そうとしたら、いるわけ…

終了。

先週、街を歩いていると、応援カーが通り過ぎていきました。スピーカーからはおばさんのヒステリックな声。「年金問題は労働組合がおこしました。組合を支援してるのは民主党です。私たちは組合を解散させます。年金問題を見つけたのは私たちです」とがなり…

憲法9条改正『強く賛成』はドクター・中松支持

世論調査で憲法九条改正への賛否を質問したところ、「強く反対」が、30・5%とトップで、「おおむね反対」も18・2%おり、半数近くが反対を示した。「強く賛成」は12・2%、「おおむね賛成」は20・0%だった。 回答別に候補者の支持動向を見ると…

酒は『きちがい水』だとか何とか

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070721k0000m010120000c.html 藤子不二夫Aの『ひっとらぁ伯父サン』を思い出しました。きちがいで結構ですが最終的解決は勘弁して欲しいもの。

「癖」と「趣味」は違うと思うの

赤城農水相「女装癖」を追う 民主党「歌舞伎町めぐり」 http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/shukanbunshun070726.htm 民主党の方々はレズビアンを候補として擁立しながら女装者は叩くというわけでしょうか。

JASRACに通報すべきか

某保守系新党の選挙ポスターに「走れ**!メロスのように!!」とあってびっくり。 「走れメロスのように」といういささか間の抜けたフレーズは、秋元康が『蒼き流星SPTレイズナー』の主題歌でつくったものなのですが……。この候補、太宰治の遠縁なのだそう…

「モテ問」は続いていた!

http://www.ne.jp/asahi/motemon/homepage/home/index.html ただし、「モテない問題を考える会通信」は14号(2003年6月)で休刊した模様です。

『怨念戦隊ルサンチマン』

京都大学アニメーション研究会が1997年に自主製作した特撮映画。8ミリフィルムによる撮影と思われます。じつは、8ミリフィルムを最後まで使い続けたのは映研ではなくアニ研でした。コマ撮りのできるビデオカメラや、コマ単位の編集が出来る機材は、20世…

Paint it WHITE!

先日、森美術館のル・コルビュジエ展を見に行き、これが大変面白かったのですが、それと昨日の地震による原発事故、そこから連関してエネルギー問題に考えが至り、何故かそこから古代ギリシアの思想家エラトステネスにリンクして、彼の名が月のクレータの名…

『この国で幸せになるの』

という松苗あけみの傑作がありましたが、「日本人でよかった」とか言っている能天気な人には投票しません(でした。もうしてきた)。

正直に言うと

今回の件は自著の宣伝と営業にアカデミズムの権威を使いたかった著者が断られて逆ギレしたとしか思えなかったのですが、都合上閲覧した http://www.pot.co.jp/fushimi/ によると 実は伏見も10年ほど前に岩波新書へ性的マイノリティの本を出そうと企画を持…

コメント欄で

有意義な展開がありました。問題の人物もほんの少しは反省しているかのように見えますがたぶん見えるだけだろう。 http://d.hatena.ne.jp/tummygirl/20070702/1183388698#c ここでの、nickelさんの意見に同意します。 たしかに、彼の『プライベート・ゲイ・…

伏見憲明が

ものすごい勢いで「はてな」内で匿名を守る学者に粘着中。http://d.hatena.ne.jp/tummygirl/20070702これはもはやハラスメントという他無し。 文章を自分だけのものにしておきたいならば決して発表などするべきじゃないし、ましてやそれに値段をつけるなども…

『FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録』

長文消えてがっくし。 イベントが終わったのでぶっちゃけた感想をば。シリーズ構成・脚本である野崎透さんの色が濃く出ているのだと思いますが、この作品の戦闘描写はまずいと思います。非対称戦争の悲惨さを描いているつもりなのだと思うのですが、暗殺教団…

『FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録』

昨日、新宿にて、高橋良輔総監督の最新作を観てきました。わずか三日間、三回っきりのレイトショー上映です。原作、総監督は『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』の高橋良輔さんですが、高橋さんが言明したところによれば、このフィルムは寺田和男監督…

原爆投下と北海道

大日本帝国では、海軍は英米を、陸軍は中ソを仮想敵と看做して戦力整備を行うという支離滅裂なことをしていた(主な理由は、より強い敵を仮想しておかないと予算や部隊が減らされてしまうから)のですが、終戦時、海軍はもはや英米に対抗すべき戦力を持って…