善意と悪意と
ケン・ジョセフという人がいます。
アメリカ人宣教師の東京の家に産まれ、海外で困難に直面した日本人を救済する活動を長いこと続けている人です。
わたしは大昔に「ハロー…た・す・け・て」（アルク出版）という本を読んだことがあり、彼の活動について敬意を払っていました。
わたしがつきあいのあったアメリカ人宣教師（おそらく彼の父親の知人*1）も、彼のことは高く評価していた記憶があります。
この彼、2003/3/21の「スーパーモーニング」という番組で、イラク戦争についてイラク人に英語でインタビューし、
「アメリカの攻撃はピンポイントで、市民に無差別に行われないことを湾岸戦争で知っているから、それよりもフセインの恐怖政治の方が怖い」
という声を伝えました。
その後も「朝まで生テレビ」などで、「イラク人の立場からのイラク戦争擁護」という論陣を張ったそうです。
ところで彼、ＮＰＯ活動家であると同時に、ホリプロ所属のタレントでもあります。
http://www.horipro.co.jp/talent/SC042/
彼と同じ「政治・経済・社会」分野に属するタレントがすごい。
http://www.horipro.co.jp/hcn/pes.html
猪瀬直樹/栗本慎一郎/ケン・ジョセフ/佐々淳行/竹村健一/田原総一郎/中原英臣/富家孝/掘田力
という、一緒にいたら数分で気分が悪くなりそうな濃い面々です。
こんなところに所属してたら、情報操作を疑われるのがオチだよ、ケン。
