不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

国家自民主義権力者党、絶好調!

与党第一党の政調会長が「デモで騒音をまき散らす教員に児童・生徒の尊敬を受ける資格はない。免許はく奪だろう」なんてことを言ったらしいですね。
同志戦闘教師ケンがとても良いまとめをしてくれたので引用して意見表明に変える手抜き行為に及んだ。

国会で審議中あるいは審議予定にある政策・法案について、当該の市民が意思表明することに対して、権力者が権力をもって脅しをかけている。
教員の組合活動、デモ行動は、憲法でも法律でも認められている正当な権利であり、これを否定することは民主主義を否定することに他ならない。

おそらくは氏も隠れ全体主義者なのだろうが、そういう人物を与党の三役に据える自民党自体が、すでに民主主義の何たるかを理解しない政党になったことを意味している。

私個人は、学生時分に日教組組合員とやりあい、彼らに居丈高に脅しつけられた経験があるため、日教組自体が弾圧されることは見て見ぬフリをするつもりだが、N氏の発言は放置すれば、他の労働組合市民運動にも波及することになる可能性が高いため、放置できかねる。

N氏は国民の反応を見越して、むしろ教組を挑発する行動に出ていると考えられるが、非常に危険な兆候だ。

民主主義の原点は、意見表明の自由と機会を完全に保障することにあり、それは政治家だけでなく、有権者・市民もわきまえていなければならないことだ。
永田町でも大学でも民間の職場でも、権力者が権力を持って立場の弱いものの口を封殺する傾向が強まっている。
権力者が権力を持って意見表明の自由を奪い、有権者が沈黙すれば、ワイマール・ドイツの二の舞になるであろう。
今の日本を見ていると、その日も近いのかもしれない。

http://kenuchka.paslog.jp/article/479981.html