不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

終了。

先週、街を歩いていると、応援カーが通り過ぎていきました。スピーカーからはおばさんのヒステリックな声。「年金問題労働組合がおこしました。組合を支援してるのは民主党です。私たちは組合を解散させます。年金問題を見つけたのは私たちです」とがなりたててました。

白昼公道で堂々とこんなこと叫んで、終ってるな、と思ったんですが、やっぱり終ってましたね。

http://kamiyamay.exblog.jp/d2007-07-30
そもそも組織率が一割そこそこしかない労働組合を批判するっていうあたりで、無党派層にとってはまったくリアリティがないわけです。
しかもその労組の中でも元気のある同盟系は、今で言うウヨのスクツみたいなところ(ただし幹部はきわめて優秀。「フジ学校」というヒミツ基地的なトレーニングセンターで、候補生に対して日本でもっとも体系だったオルガナイザー教育を施しています)で、もともとは自民党右派と仲良しだった民社党系列。
労組批判なんてのは、野党における学会批判並の、低劣な選挙戦術と言わざるを得ません。
お、こんな指摘もありました。

民主党は、50万票以上を獲得した自治労相原久美子氏をはじめ、NTT労組の吉川沙織氏、自動車総連の池口修次氏ら連合の組織内候補7人が全員当選した。相原氏の得票は前回参院選自治労が擁立した高嶋良充氏の3倍。自治労幹部は「(政府・与党による)『公務員たたき』で、組織が危機感を強めて固まった」と強調している。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-30X696.html?fr=rk
社民党で当選した又市征治自治労の地方幹部出身(組織は二党を股にかけるわけには行かないため、推薦はされていません)なので、自治労系候補だけで2議席を捕ったという訳です。