不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

広島型原爆の中身はドイツ製!?

広島に落とされた原爆「リトルボーイ」で使用された「ガンバレル」方式は、長崎で使われた「ファットマン」の「インプロージョン方式」とはまったく設計が異なっており、その製作においては連合国に降伏したドイツ潜水艦U-234に搭載されていた設計図が使われたのではないか、という説があるそうな。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc111.html
http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200504070000/
いかにアメリカのエンジニアが有能ではあっても、外国人が書いた図面から三ヶ月以下で巨大な実用兵器を製造できるとは到底考えられないのですが、ガンバレル型ウラン原爆は実際の核実験を行わずに投下されており*1、戦後もほとんど製造されなかった*2そうなので、お話としては興味深くはあります。
ところで、この説を流布する頁で引用されている本の著者が「五島勉」であったり「広瀬隆」だったりするという点については強調しておきたいと思います。
ここは是非、落合信彦矢追純一に「真実」を追求していただきたいところです。

*1:理論的にインプロージョン方式より確実だったからなのですが、しかし、広島爆撃は間違いなく核実験でもあったわけです

*2:効率が悪く、小型化が難しいため