ダム

旧知の友人でご近所でもあるＱと、松戸の「ガンダムミュージアム」に繰り出す。ここは「バンダイミュージアム」の一角という位置づけらしいのだが、我々にとってガンダムが主体であることはもちろんである。
入場料３００円のわりには、大変充実した展示で、２００万円近くしたというザクマシンガンの撃ち応えもなかなかであった（これは別料金で、５００円します）。
しかしこの展示で何より衝撃的だったのは、「フリーダム」の「ダム」であるといわれていたガンダムのダムが、ガンダムのふくらはぎにある貯圧装置の名称ということになっていたということである。
コアファイターの熱核ジェットでどうやって発電するのかについては謎であったのだが、高圧を蓄えて動力にそのまま用いるというのは盲点であった。
もっとも、漫画家トニーたけざき氏によれば、ダムはふくらはぎとスネの間の括れのことを指すのだ、という説もあるようだが……
ちなみに、コンバットアーマー「ダグラム」の量産型も、「デュアルマガジン」で「ダム」と名づけられていたのだが、これはいうまでもなく「ガンダム」から「ジム」へと変化した例を安直に応用したものであって、子供心にも「おいおい」と思ったものである。