不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

台湾総統選で狙撃騒動

わたしは濃いめのガンヲタになる前から薄くガンマニアであったので、その方面から今回の件を考察してみます。
報道で伝えられているのは

  1. 現場に数発の薬莢が残されていたこと
  2. 目撃者がいまのところいないこと
  3. 車のフロントグラスに残された銃創がたいへん小さなものであること
  4. 総統は軽症だったこと

です。
1.からは、犯行に使われた銃が自動的に薬莢を排出するオートマチック銃で、至近距離からの射撃だったということがわかります。
2.からは、犯人は小型の銃か仕込み銃でかなり正確な射撃をしたということになります。
3.4.から、現地警察関係者は改造拳銃が使用されたのではないかとの見方を強めているそうです。
そんなバカな。
オートマティックの改造拳銃というのは動作がまったく保証されないので、まともな人間は使いません。普通は回転式拳銃、仕込み銃なら複数銃身にするでしょう。
目撃者がまったくみつからないというのも怪しすぎる。いったい警備のSPは何をやっていたのかという話になります。
わたしの妄想では、犯行に使われた銃は直進性が良く威力の非常に低い22口径ロングライフル弾を使用するスポーツ射撃用のオートマティック・ライフル銃。
射撃は近所の建物から行われ、現場で見つかった薬莢は仕込みでしょう。
選挙結果は僅差で狙撃された現総統が勝利したそうですが、無効票が多すぎるということでもめ事になっているようですね。
わたしはこのニュースを近所の台湾料理屋で聞き、良く聞き取れなかったらしい店員さんに(日本語で)説明する羽目になりました。
ところでわたしが入っているとあるMLでは、日頃から中国バッシングを続けている人物がこの事件の一報を書いたのですが、もう大喜び。
わたしも共産党独裁政権は嫌いですが、隣国の混乱を喜ぶってのは人として如何なものか。