不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

おまけ。太陽の牙ダグラム#57『ひるがえる解放旗』

ある程度の秩序がある戦争においては、圧倒的多数の兵隊が銃を置き、降伏することによって戦いを終えます。
人生一度きり、誰だって命は惜しいものです。
そんな当たり前のことが描かれた作品が、いかに少ないか。
こういう作品を見直すと、虐殺を描くことが即ち戦争を描くことだと勘違いしている作品の浅はかさがよくわかります。
両陣営の戦災孤児のあいだでおこるイジメの描写も丁寧です。
脚本は星山博之さん。演出は知吹愛弓さん。ひょっとしたらこの話がデビュー作かな?
P.S.クリンとデイジーが結ばれたのはこの時だったんだな、と気がつきました。見直してみるものです。