不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

何かのTVCM

松田龍平の70年代風長髪にときめきます。ラストは、田畑智子のデビュー作『お引っ越し』(相米慎二監督)へのオマージュになってますね。しかし何を宣伝しているのかさっぱり印象に残っていないというのは、CMとしては問題かも。

『鉄人28号』第二話

お亡くなりになった横山光輝さんは、この作品を見ることはあったのでしょうか。原作は読んでいないのですが、昭和中期の空気を人工的に再現する作品のつくり方は、篠田正浩監督の映画を彷彿させます。監督は『機動武闘伝Gガンダム』の今川泰宏監督。わたしは…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2004/03/30の過去日記。アップし忘れてました)

メジャーリーグ開幕戦の延長とか5本目の発泡酒とかの御陰で朦朧とする頭で見ましたが、フチコマがヤシガニか何かの群れに見えてちょっと気持ち悪かったです。軽めのSF教養やらジャーゴンやらがちりばめられていて、元気なときに見るとニヤリとするところな…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

今週は脚本と演出と絵がしっかりかみ合っていて文句なしに面白かったです。でも相変わらず秘書アンドロイドがヘンな感じ。賢しいタチコマに対して馬鹿っぽく描いているんでしょうが、この点だけは感じ悪いです。ところで、あの女記号だらけの原作からバトー+…

MONSTER

わたしは、半端にリアルで半端に可愛い絵を使い、テーマには深刻なものを選ぶ漫画家がキライです。勿論この元祖は手塚治虫と言えるでしょうが、しかし彼はそのギャップを埋めようという意志を持っていたように思います。例えば石坂啓、今まで扱われてこなか…

G○ngrave

ようやく終わったって感じです。こんなしょーもない作品に真面目に感動している少年少女がいるかと思うと、おまいら取りあえずサイボーグ009でも読んどけ!などと言いたくもなるのですが、本当の問題は何でこんなものを見ている自分がいるのかという点に…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

今週も脚本はまぁまぁだったと思いますが、演出に決定的に緊張感が欠けてます。バトーの台詞をみると狙ってやっているのかも知れませんが、だとしても結果的に面白くありません。しかし、株屋が資本主義の象徴ですか……マックス・ウェーバーが見たら泣くだろ…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

『イノセンス』の中に「お前達は軍の長距離パトロールでもなければ特殊部隊の隊員でもない」というような台詞がありましたが、今回はそれどころじゃありません。なんと公安9課は戦車揚陸用の潜水艦まで持っているのです!これはもはや独立した軍事組織という…

イノセンス

池袋のシネコン、日曜午後2回目の上映で、入りは9割以上。広告打てば押井守でも入るもんですねー。今までの経験上、期待すると裏切られるのが常でしたので斜に構えて見たのですが、けっこう楽しめました。でも押井監督はやっぱり映画を撮るのが下手だと思…

「エースをねらえ!」最終話

A

「応えたい……お蝶夫人の気持ちに、応えたい!」「俺は、これから先もずっと、お前のコーチだ」 さて、この日記で唯一リピーター様を獲得したと思われる「エースをねらえ!」が終わってしまった今、愛川マキファンクラブかいちょーは何を支えに日記を続ければ…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

前半のタチコマ話は、原作の短いエピソードを上手くストーリー化していて好感が持てました。もっと膨らませて、これだけで1話にしても良かったのではないかと思います。タチコマが傷痍軍人に化けて警官に説教するシーンを見ると、自衛隊(日本軍?)は思考…

永井一郎よ永久に

9年ほど前になるでしょうか。一度だけ、永井一郎さんの声をライブでお聞きしたことがあります。やはり声優の原えり子*1さんが当時主催していた「声優劇」の舞台に、ゲストとして招かれたのです。老刑事役の彼が舞台に上がったとたん、場の雰囲気が一転して…

エースをねらえ!

A

コーチ!愛がいっぱいすぎてキーボードが見えません!でも大丈夫。こんなこともあろうかと「エースをねらえ!」タイピングソフトで特訓を……(うそです)。 庭球愛「こんな気持ちのまま、あなたと闘いたくないの」 姉妹愛「すっごいじゃんひろみ!」 親子愛「…

サッカーオリンピックアジア地区最終予選・日本対レバノン

レバノンといえば20年前、イスラエルに侵攻されて国中を滅茶苦茶にされた中東の小さな国ですね。判官贔屓を信条とする江戸っ子としては、ここはレバノンを応援すべきだろう!しかしまぁなんと言いますか、あのフレームワークではレバノン側に感情移入は無…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

こういうネタ的な話にはコメントがつけにくいですね。生理的な事実としては、ちょっとだけ不快でかなり眠かったです。番組前後に広告特番が入った「イノセンス」は、普通に面白そうで安心しました。「ケルベロス」みたいな催眠映画だったらどうしようかと思…

テレビ特番「エースをねらえ!」総集編

A

撮影外でも出演者がとても生き生きとしていて、いい雰囲気なのが伝わってきます。愛川マキは唯一、役柄と年齢が同じだそうで、確かに幼く見えますね。「エースをねらえ!」が描かれた時代、高校生は今よりもずっと大人だったと思われるので、役者の平均年齢…

エースをねらえ!

A

いや〜、「エースをねらえ!」って、本当にいいもんですね。全国の小学校教師は、道徳の時間にこのドラマを見せるべきかと。最近の少女漫画はすれっからしな作品ばかりとも聞きますが、すべての少女漫画家は木曜九時にテレビの前に正座し、正しい王子様の在り…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

「変な関西弁を喋るジェイムスン教授型の社長」が受けました。今週は脚本の出来が非常に良かったのですが、緊張感のない演出で魅力半減。シナリオライターがちょっと気の毒です。ヘンなカッコをしている草薙少佐は、恋人のコスチュームもやっぱりヘン。入院…

G○ngrave

エンディングがかっこいい。何度見ても、エンディングだけは素晴らしいと言えます。しかし、マッドハウスの営業は仕事を選んでください! 動画力の無駄遣いです。もっとも、この話、この演出で作画がヘボかったら目も当てられないのですが。似たような近未来…

「櫻の園」

この映画はロードショー時に新宿で1回見て、この時は原作との違和感で素直に楽しめませんでした。3年ほど前に池袋旧文芸座で見たときは、わたしも少しは大人になったのか、独立した作品として見ることができました。不覚にもぐっときてしまいました。昨日…

エースをねらえ!

A

いやぁ、今週も無駄のない構成ですね。それなりにボリュームのある原作を、見事に再構成して甦らせている。しかし、言うべき事は言っておかねばなるまい。宝力さん!?あなたじゃまだわ!あなたが出てきたせいでマキの出番が減ったのよ!!でも、宝力さんは…

○みて

お、今週はいいじゃないですか。やっぱり青少年たるもの些細なことで傷つけあわねばいけません。ところで、山百合会の建物(薔薇の館)って、ヤコブ館に見えますよね?

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

今週の少佐は違和感ありませんでした。全般的に動画がヘボかったので。ゲバラには何の思い入れもありませんが、クローン→犯罪→麻薬カルテル→南米→ゲリラという連想はなんとも安直でハリウッド的。その意味では、原作に忠実といえるかも知れませんが。これだ…

「テクノポリス21C」(ちなみに千円でした)

20年越しのリベンジです。当時のアニメ雑誌でも酷評されていたので、覚悟して見始めましたが、拍子抜けでした。当時、本格SFロボット刑事ドラマといった売り出し方をしていたはずなのですが、作品内容は「ルパン3世」や後の「未来警察ウラシマン」に近…

エースをねらえ!

A

しかしわたしにとってはそれ以上に重大なのが、問題の男、上田君がついに……名前だけ登場。愛川牧の登場シーン半減の悪寒。名前以上出てくんなよ!ところで、愛川牧はやっぱり眼鏡しない方がいいですよね?←自分に言い聞かせているらしい。 眼鏡といえば、千…

「○みて」

3週ばかり見続けて、ようやく何故わたしがこのアニメに惹かれないのか理解した。画面から全然「痛み」が感じられない。原作や漫画は違うのかも知れないが、アニメはテーマやモチーフの上を物語だけが滑っている印象を受けます。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

タチコマ可愛すぎ。原作のフチコマにはぜんぜん思い入れがないんだけど、声の力ってすごいですね。ところで内務省公安9課と警視庁(察庁?)の関係はどうなっているのだろう。組織の格からいえば内務省(総務省+αかな)の直轄である9課が上に決まっている…

「茄子・アンダルシアの夏」

アニメらしい、いい作品だと思いますよ。レーサーには乗ってなかったけど、わたしも自転車は好きだったので、親近感も感じます。でも、いかんせん尺が短すぎです。映画館で観たら不満が残ったと思う。

エースをねらえ!

A

今週の主役は圧倒的に音羽京子ですね。もう、すごく良かったです。彼女の内面をここまでちゃんと描写したということが、このドラマをつくっているスタッフのやる気を示していると思います。彼女はある意味、愛川牧と並んで、半端な才能しか持たない視聴者の…

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

やっぱり草薙少佐だけ浮きまくっています。彼女だけが忽然と「ガンドレス」の世界から立ち現れたかのような姿です。まさに「複合」。車輌の作画がフルCGなのも少々違和感がありますが、経験を積んだ作画技術者の人件費と、海外へのCG外注費の差を考える…