不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

『北京五輪 ヒトラー五輪と同じ』(東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050602/mng_____sya_____009.shtml
都知事がとんでもないことをやらかしました。
イギリスのタイムズ紙のインタビューに対して、今までの暴言とは桁の違う凄まじい発言を披瀝したのです。
北京五輪 ヒトラー五輪と同じ」
共産主義を最大の敵としたナチス中国共産党を同一視する、これは最大級の侮辱です。
そして尖閣諸島に関して
「領土を守るため英国のフォークランド紛争のような小規模な戦争も辞さない」
と述べたそうです。
中国はアルゼンチンではありません。
核実験によって性能が証明された核弾頭を搭載している中距離弾道弾を持つ、核武装国家です。
日本が「小規模な戦争」で止めようとした対米作戦が、どのような結末に至ったのか、この人物は知らないのでしょうか。
我々は彼や首相の暴言に慣らされ、他者がこの発言をどう受け止めるかについて鈍感になっていると思います。
中国人は誇り高き人々です。罵倒されて黙っているわけがありません。
この暴言を撤回させ、謝罪させるために、今いったい何が出来るのか……。
かつて、わたしは都議会与党を敵に回した闘いの前線に立ちましたが、圧倒的に力が足りませんでした。
4年ぶりの都議選は目前です。
東京在住、在勤のみなさんにも、駅頭に立っている候補に、この発言について質問してみて欲しいと思います。
その声は、必ず力になります。