2004-01-26 時じくの香の木の実 山岸涼子 角川書店1987 読 山岸涼子を語るという行為は、大島弓子についてのそれ以上に難しそうな気がします。何故かと言えば、語る端からその言葉の陳腐さに舌噛んで死んでしまいたくなるだろうからです。なので上っ面だけ。この頃から、山岸さんの絵に対するこだわりがなくなり始めたようです。それにしても「青青の時代」は凄かった。モブキャラは美形揃いで主要人物は不細工ばかりという、滅多に見られない作品でした。 思いつきですが、山岸涼子が原作を書いて安彦良和が作画したら、凄い迫力の作品が出来るのではないでしょうか。