不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

スチームボーイ

大友のパロディで売り出したトニーたけざきは、さすがにこの作品の本質をわかっていらっしゃるようで、「ヤングマガジン」とムックにそれぞれ佳作を載せていましたが、どうしたって本編には負けています。
立ち読みしたムックでいちばん大受けしたのは、安彦良和が「イノセンス」をぼろくそにけなした後に「スチームボーイ」を絶讃したエッセイ漫画で、まさにわたしも同じ感想を抱いたものです。
なんで「イノセンス」にあんなに観客が入って「スチームボーイ」がガラガラなのか、カンヌ映画祭の予備審査委員が何を考えているのか、わたしにも理解出来ません!
もっとも、日本人ですら宮崎駿のマネとか見当違いなことを言っているのですから、フランス人その他の外国人に理解出来なくても仕方ないことなのでしょうか。
納得いかんなぁ。
ま、「僕は 未来をあきらめない」とかゆー、感動押し売り系のキャッチコピーが誤解の根元ではないかとも思うのですが。