不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

GW満喫。

市民の皆様に愛されているボール

わたしは天上天下に恥ずるところのない真性のガノタですが、実は富士急ハイランドの目玉アトラクション(ウソ)である「ガンダム・ザ・ライド」は未体験でした。
これは如何にも拙いだろうと個人的に思っていたので、後輩諸君が遊びに行く企画に思いっきり便乗して出かけてきました。
朝0840新宿発。渋滞。昼1250富士着
期間限定映像アトラクション「グリーンダイバーズ」鑑賞
アトラクション「ガンダム・ザ・ライド」体験x2回
お買い物
夕1700富士発。渋滞。夜2000新宿着
いやー、連休中の高速はさすがに混みますね。まぁ、久しぶりにあった人とじっくりお話しできたので、これはこれで良かったです。
映像企画の「グリーンダイバーズ」は、以前に渋谷の五島プラネタリウムでかかった作品のリバイバルで再見ですが、倉庫というか舞台裏のようなスペースに設置された、やる気の無さ全開の見せ物小屋的スペースで公開されているので、はじめて行く方は「ライド」より先にこちらを見るべきでしょう。後に見ると貧乏な気分になると思われます。
内容は、まぁ、アムロが好きとかZガンダムが好きという人ならば、500円出しても納得いくかな、といったところです。
「ライド」は映画『機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編』の世界に迷い込むことが出来る幸福なアトラクションです。従って、映画を先に見ていないと何のことかさっぱりわからないうちに終わること請け合いです。
内装に始まり係員(連邦軍兵士)のコスチュームや注意事項の伝達に至るまであらゆるオブジェクトがこだわり抜いてつくられており、感動しました。待ち時間も退屈させません。
アトラクションも短いものながら、エッセンスの凝縮されたもので、今はもう死んでしまった声優さんの声が聞こえてきたときには、少し泣きました。
ラストがやや説明不足だろうという不満と、主題歌はやはり井上大輔で行って欲しかったという願望は残りましたが、非常に満足し、続けてまた行列に並んでしまいました。
自慢になりますが、救命艇を操縦するパイロットが後にエゥーゴの活動家となるアブ・ダビアだと見抜いたわたしは、ガノタとして後輩諸君に対し大いに面目を施した。
富士急を去る前には、「ライド」の門前に設置されていた連邦軍の簡易モビルスーツ「ボール」*1によじ登り、先週、水道橋の特設会場に展示されているのを見に行った1/1装甲騎兵に登れなかった憂さを晴らしました。
よいこのみなさんはまねをしないでください。

*1:『めぐりあい宇宙』のパンフレット裏表紙に描かれていた安彦良和のイラストが忠実に再現されているすばらしい展示物。「子どもを登らせないで下さい」という注意書きがあったのですがわたしは子どもじゃないから関係ないですよね?