不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

お禿のピンチ

「コロニーは地球と同じ重力を作るために自転しているが、そのためにはぼう大なエネルギーを消費する。地球にそんな必要はない。あと数億年は自ら回っているわけだから」

http://hochi.yomiuri.co.jp/special/nipponjin/news/20080303-OHT1T00195.htm
??cf.「角運動量保存の法則」

もともとガンダムを知らない環境ジャーナリストから「今の地球の状況は、人類がニュータイプになるための試練」と言われ、考えを改めた。「われわれの世代にない新しい常識を持てる世代がいれば、それほど絶望するものではないと思った」ガンダムのストーリー中に出てくる「革新的な人類」の総称である「ニュータイプ」という言葉が、一般の人からごく自然に出てきたことに感動した。

……長いこと足立区の某所に幽閉されている髭のグルによって率いられていた団体のスポークスマン(元NASDA職員)が、そっくり同じようなことを言っていた記憶があるのですが……

富野さんによると、〈1〉資源を消費するだけの段階〈2〉消費は美徳ではないことを知り、新たな常識を生む段階〈3〉その後の新世代による新たな常識と地球再生の技術論の確立、という3段階を経て「革新的な人類=ニュータイプ」が出現する。今の人間は〈1〉から〈2〉への過渡期。そして新しい常識が確立すれば、ニュータイプである次世代が人類を〈3〉へ導いてくれる。「新たな常識を持った世代なら、今の科学技術で解決できないことを考えついてくれるかも知れない。砂漠で太陽光発電をしたり、人工衛星の軌道に太陽パネルを作ることだって不可能じゃない。ライト兄弟(の飛行機)からスペースシャトルまでたった100年で到達した。旧世代のわれわれには、次の世代をそういう方向へ導いていかなければならない責任がある」

逆襲のシャア』におけるアムロの台詞やオカルトなラストは、やっぱりガチだったのか!

 そのために、日本人には何ができるのか。「東西の文化を、これだけミックスした土地はほかにない。どの文化や宗教にも偏らないメンタリティーを作れる可能性があり、人類の水先案内人になれる可能性がある。胸を張って世界に出ていっていい」日本人はニュータイプの素質を持っており、地球環境を再生する切り札的な存在になれると断言した。

\(^o^)/トミノ\(^o^)/オワタ\(^o^)/
P.S.
参考までに『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』より、ギレン・ザビ総帥の本音トークを引用。
30年前と、あんまり変わってないのね。

人類がただ数を増やすだけでは人の軟弱を生み、軟弱は人を滅ぼします。
地球連邦の絶対民主制が何を生み出しましたか?
官僚の増大と情実の世を生み、あとはひたすら資源を浪費する大衆を育てただけです。
今次大戦のような共食いを生んだのも連邦の軟弱ゆえです。
もう人類は限界を超えましたよ。
私はア・バオア・クーで指揮をとります。
勝って見せますよ。
その上で、真のニュータイプの開花を待ちましょう。