不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

毎年毎年、中韓からうざい内政干渉を

受けるのは何でか考えたのですが。
教科書検定なんて行為を続けているのが最大の問題なんじゃないでしょうか。
文部科学省ガイドラインをつくればいい。それを受けて現場の教師と基礎的自治体(市町村)の教育委員会、PTAが討議して自由に教材をつくればいいでしょう。実際、地域の郷土教育はそうして行っているわけで。
なんでそうしないかといえば、

  1. 中央からのコントロールを手放したくない国家公務員の役人根性
  2. 既得権益を手放したくない教科書出版社の独占根性
  3. 中央からのコントロールを手放したくない日教組上部の組合貴族根性
  4. 新しい仕事を増やしたくない地方公務員*1の奴隷根性

が邪魔をしているのではないかと予想されます。
革新たるもの、こういう旧弊は破壊しなければならない。
しかしながら、日本の左翼勢力は基本的に地方の人間を信用していないので、
教科書検定がなくなると『つくる会』の主張が記載されたような危険な教科書がバッコする」
などという、およそあり得ない恐怖を撒き散らしている、*2ような気がする。*3
もっとも、「国定教科書」などというものを未だに使い続けている中国や韓国*4はさらにアブナイわけで、危ないことを知っているから非難するんだよね、きっと。*5
P.S.
代表的中央集権国家であり、公立学校における宗教的服飾(イスラム教徒のスカーフなど)の着用を禁止したことで物議を醸したお仏蘭西では、1793年から1796年の短い間こそ国定教科書があったものの、その後、検定制度の時代が続き、1944年にはほぼ自由化されたそうです。
http://members.at.infoseek.co.jp/davidyt/log069.htm

*1:地方公務員の一部がたいへん忙しいのは事実なので、制度変更には文科省の職員を地方に転籍させることが必要となるでしょう

*2:2001年の実績では、扶桑社の社会科教科書を採用した中学は0.1%未満
http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/sokatsu.html

*3:教科書検定と闘った家永三郎という偉い人がいましたが、彼は熱烈な自由主義者で民主主義者、だそうです。
http://members.jcom.home.ne.jp/lionsboy/ienaga.htm

*4:検定制度へのシフトははじまっているようです。他に国定教科書を使っているのはロシア、タイ、マレーシア、シンガポールインドネシアニュージーランドフィリッピン、台湾など
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/04060901/003.htm

*5:上坂冬子が、「あえて求めたい国定教科書の採用」なんてことを言っているようですが、彼女は大陸並を目指しているのでしょうか
http://nipponsaisei.air-nifty.com/sakura/2004/11/post_22.html