不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

あて逃げ!?

第58寿和丸が沈んだ原因は潜水艦との衝突か、という説。

だが理事所の調査で、僚船を含め三角波を見た者はなく、救助された乗組員は「体験したことのない衝撃を機関室の右舷船底部から受け、急激に右舷側に傾き沈んだ」と証言。機関室下の燃料タンクから漏れたとみられるA重油が海面に大量に浮いていたことが分かった。理事所関係者は衝撃でタンクが破損したとみている。

http://mainichi.jp/select/today/news/20080723k0000m040163000c.html
死者4人、行方不明者13人の大事故ですし、何としても真相を究明しなければ犠牲者が浮かばれません。
自衛隊やロシアや中国のディーゼル機関潜水艦だと、充電のために浮上航行しなければならず、ロシア・中国の原潜は自衛隊によって常に位置を把握されている(と軍ヲタは信じている)ため、容疑は(軍ヲタ的には)米海軍の原潜に絞られるわけですが、米海軍の下請け機関である海上自衛隊がそれらの所在を把握していたのかどうかも注目されます。
米海軍は1981年4月9日にも日本船籍の貨物船「日昇丸」(2350トン)に対してあて逃げをして乗組員二人を死なせた前科があり、必ずしも陰謀論とは言い切れません(しかもこの時は、海上自衛隊護衛艦が18時間も後に現場海域を偶然通りかかり?救助活動を行うという尻ぬぐいっぷり)。
以下の続報あり。

135トンクラスの漁船と潜水艦がぶつかっていれば潜水艦側も損傷することは避けられず、損傷具合を確認するため必ず浮上するはずだという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080723-OYT1T00590.htm?from=main4
2350トン相手の時は平気だったのだろうかも浮上はしたようですが、漂流者を確認したにもかかわらず海上保安庁に通報せず、再度潜って逃走したようです。低空には米軍の対潜哨戒機が飛んでおり、こちらからも漂流者が確認されていたものと思われます。