不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

海上自衛隊の野望

昨日取り上げたスーパーホーネットについてですが、一部で海上自衛隊がこの機種の採用をプッシュしているとの噂が囁かれています。
もちろん、次期戦闘機は航空自衛隊の持ち物であり、任務も防空専門なので、一般論として海自が口を出す筋合のものではありません。
ところで、空母の保有と機動部隊の再建は、大日本帝国海軍の正当な後継者たる海自の悲願と考えられています。
元々艦載機であるスーパーホーネットの部隊があれば、将来、空母を建造した際に、配置転換で払い下げて貰えるかも知れませんし、そうでなくてもリバース・エンジニアリングをして国産艦載戦闘機をつくることが容易くなります。
これが前述の噂に一定の信憑性を与えている背景です。
艦載機というものは短い滑走路で確実に離着陸できるように、機内構造の一部が特別に頑丈に出来ていたり、柔軟につくられていたりするため、一般的に言って陸上機より性能が低下します。
したがって空自が積極的にこの機種を欲しがるとは思えないのですが、さてどうなることやら。