不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

次期主力要撃機(F-X)選定について

さっそく矛盾した自我を晒してみた。
世評では、F-4EJ ファントムII戦闘機の後継は、F-22A ラプターとF/A-18E/F スーパーホーネットの一騎打ちになるであろうと推測されています。
しかし、このスーパーホーネット、凄まじい騒音で米国本土でも社会問題化している機体です。神奈川県厚木基地周辺は今でもこいつに大そう迷惑をかけられています。ラプターのほうも超音速巡航能力が売りなので、静かなわけがない。
そこでわたしが提案するのがFP-X。正式採用された暁にはFP-1、「一式威力偵察戦闘機」(いっしきいてー)となるべき機体です!
哨戒機として開発中の川崎重工製P-Xに、超強力なレーダーと火器管制装置、対空ミサイルを搭載し、敵機のアウトレンジからレーダー波をガンガン浴びせてやる電波系戦闘機。4発ですけれども亜音速機だし、そもそもが対潜哨戒機ですから静かなのは間違いない。
迎撃性能がない?
そんなものなくても、いつも空を飛ばしておけばいいじゃ〜ん。航続性能は抜群なんだから。
ところで実はこのアイデア、戦闘機を欲しがっていた海上自衛隊が1986年ごろに妄想していた「空中巡洋艦」構想が元ネタです。当時の報道によれば「P3Cの対潜探知機材をおろし、代わりに早期警戒機E2Cと同じ皿型アンテナ付きの「APS138」を搭載、さらに機首には米海軍の戦闘機F14と同じAWG9レーダー・火器管制装置をつけ、AIM54「フィニックス」空対空ミサイル12発を装備する」という、世界で最も高価なとんでもない機体になる予定でした。*1