不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

『耳をすませば』

わたしは宮崎駿監督の劇場公開アニメはほとんど観ているのですけれど、『紅の豚』以外は、さほど思い入れはありません。『豚』を含めて、どこかしらうそ臭い、鬱陶しい、不快な影を感じていました。
近藤喜文監督が宮崎駿の脚本と絵コンテを昇華した、この作品には見事にその影がない。
素直に感動しました。泣きました。
上映当時見ても感動したと思いますが、今見ると、既に失われた時代がそこに浮かび上がり、さらに印象が深いものになっていたと思います。
すごく久しぶりに、あらたに絶賛できる映画を知り、とてもうれしいです。