不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

民主党の派閥

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A%E3%81%AE%E6%B4%BE%E9%96%A5
これをみると、なんと旧自民党系派閥の議員は一人も減ってないんですよ。旧社会党社民党)系派閥も一人減っただけ。
世評とは裏腹に、実は確固とした支持基盤を持たない議員(民社党社民連日本新党、さきがけ、自由党出身者)が次々と落選していったということです。
さらに詳しくみていくと、自由党系、民社党系はただの一人も新人が当選せず、自民・社会派閥への移動もあって、43人から20人に激減しています(自民系は9人、社会系は2人の新人が当選)。
これは、民社党が歴史的に公明党との選挙協力で票を稼いでいたこと、民社・自由両党に対する旧総評・社会党ブロックの抵抗感が未だに根強いことが主な原因だと思われます。
いずれにせよ、若い党首の下での影響力低下と、次回選挙での苦戦は免れ得ません。
斜め下に占位してみれば、今回の選挙でいちばんボロ負けしたのは冷戦期の遺物と言うべき反共勢力、次に90年代新党ブーム勢力であった、との総括も可能になります。