不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

閥策捜査

逮捕まで行くかどうかは別にして、現官房長官が総理になる可能性は限りなく低くなったのではないでしょうか。
地元下関市での官製談合疑惑、蒸し返された事務所への銃撃事件、靖国戦没者追悼施設についての総裁候補同士の鞘当て、そしてヒューザーライブドア……これだけ並べられれば、政治的に生き残ることこそ至難かと。
ヒューザー関連で人身御供にされそうな伊藤ハム介も、選挙違反ですでに腹切りさせられた木公本和巳も森派です。短期間にこれだけの事件が集中するというのは、現首相に手酷く痛めつけられた勢力の逆襲としか思えません。
つまり、これらは自民党内の派閥闘争に基づくものなのではないか。
また、やはり森派の山本イッ太がこのタイミングで

この後、午後9時から「総裁選挙メイクドラマ・プロジェクト」の第一回会合をセットした。 (略)2月末までには「予備選挙システム」の提言を取りまとめたいと考えている。 そうそう。「ドラマチック総裁選挙」実現のためには、党内世論を盛り上げていくことも重要だ。

id:Schwaetzerさんちからhttp://www.ichita.com/03report/data/1137583292.htmlを孫引き)
なんてことを言い出しています。官房長官を救うためのウルトラCというわけでしょうか。
しかし靖国中韓との自由貿易協定交渉を棚上げにし、ヒューザーでマンション売買に水を差し、ライブドアで株価を下げる。
自民党の政治家どもは回復途上にある日本経済についてどのような見識をお持ちなのか!
この世の春を謳歌していた森派が壊滅する様子は見てみたい気もしますが、その前に職場が無くなるような気がするんですけれども。