不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

京都の学生に連帯のエールを送ります

以下、http://www.freeml.com/message/peace@freeml.com/0012143より、「京都の西」さんのメールを無断引用。

論陣をはるのも今はアホくさいので、
京都の状況をおしらせします。(今日は久々にデモのしっぽについてみました。)

最大の繁華街四条河原町は、ビラまきの若者でいっぱいですわ。
だいたい、とおりぬけると20種類以上のビラがうけとれますね。


政治団体、労組やNGOだけでなく、
たぶん、普段ならやったことないだろう、個人、小グループ、がものすごく目立ちます。

ということで、2〜3紹介・・・
いや、青年の感性にはうならせますな。

(1)無署名、たぶん個人でしょう、レイアウトも拙稚
片面は、ワープロ普通フォントの見出しだけで、
「ムジャヒディンは人質を解放しろ! 小泉内閣自衛隊を解放しろ! ブッシュはイラク侵略をあきらめろ!」
他面は、
小泉、福田、川口、石破の写真とそれへの←してあって、「←うそつき」のみ

実にシンプルで、核心的だよな。

(2)同志社のメディア科系のゼミの学生さんだそうです。
片面だけで、見出しは、
ラスト・サムライを救おう!
自衛隊を救おう!
イラクの人たちも救おう!
アメリカ兵も救おう!
戦地にいるすべての人を救おう!  とあって、

オススメの行動方針が実にユニーク・・・。

だいたいが、政府や政治家への抗議電話、抗議FAXなのだが、
かれらは、メディアに「自衛隊の勇気ある撤退を提案し、アメリカと日本の責任を追及し報道してください」というメッセージを送ろうという。

つまり、「日夜励んでいる記者の方々にジャーナリズム・スピリットを指示するエール」を送るという。

傑作なのは、最下段にちっこいフォントで、
ラスト・サムライはあくまでキャッチコピーであって、ナショナリズムに基づくものではありません」とある。

おもわず、わらっちまったよ。

(3)家族とコンタクトあるといっていた、学生さんたち(たぶん精華大?)
片面は、見出しで、
【釈放への道が閉ざされつつあります】
日本政府は自衛隊の即時撤退を表明し、アメリカの侵略戦争から今すぐ降壇しよう!日本政府は誰一人守ってくれない!

文面は、いくつかの情報、NGO情報か、インターネット情報・・・。

他面は、FAX電話で声をとどけよう! オススメはでんわ! などがあり、
政治家の個人事務所と官庁の一覧表。

とりわけ、あべ晋三事務所は◎印があって、
「昨日11日、テレビで、『政府の方針』がまちがっていなかったから、釈放されるとかいった人」と解説つき。

よほど腹が立ったんだね。
「オレたちが何通、アルジャジーラにメール送ったと思うんだ」といっていた。

ほとんど、何かしなくてはという思いが伝わる内容ですわ。
こんな状況は数十年なかった、去年の開戦時もなかったです。
「同胞意識」というのは強烈なんですな。

京都では、土曜日からほぼ連日、複数のデモやウオークがあるようです。
まあ、戦争の性格というか、正体が誰にもわかっちまったんですな。

抗議で、自民党公明党の京都本部のFAXがバーストしているという記者もいたが、政府自身がサイレント・マイナーになっちまって、どうなるんだろう。

私なんかは、ムジャヒディンも、人質も、(ついでに交渉の外務省役人も)アメリカの爆撃で死んじまうという最悪のシナリオが、どんどん大きくなるんですけどね。

インターネットで、アラビア語の画面見ながら、何とか英語を探しているのですが、もう少し若かったら、やっぱ、インターネットのお散歩より、街頭にいくでしょうね、