不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

カツ上げ

現首相が6月下旬にアメリカに行くそうです。しかし彼氏の任期は9月までのはず。本来ならば政治家として「死に体」となっている時期です。
何なんだと思っていたら
http://www.kamiura.com/new.html
2006/03/14付に

今までの日米安保関係から推測すると、日本側としては、どうせ新しい法律を制定して、海外の米軍基地建設や整備に日本政府の資金(税金)を投入できるように法整備を行うから、今は多めに要求して欲しいと米側を説得したと思う。これは”第2の思いやり予算”の前例となる。だからべらぼうな額の見積もりが提示されることになる。そして最後の政治決着とは、9月に任期が終わる小泉首相の”置きみやげ”として、今後も日本政界に君臨する後ろ盾としてアメリカ政府への貢ぎ物である。

という考察が。「日本側」というのは外務省のことを指しています。
もともとアメリカ側は海兵隊の移転費用に「80億ドル程度」という見積もりを示していましたが、こんな概算では財務省を説得できないとして詳細な積算を求めたところ、なんと100億ドルに上積みしてきたわけです。
だいたい、自軍の兵力を再配置するための費用を駐屯国に負担させるってだけでも前代未聞だというのに、さらに嵩にかかって掛け金を吊り上げるとはいい根性です。フランスだったらマクドナルドが焼き討ちにあってるぞ。