不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

批評家たるものこうありたい。

マッコイ先生が一年前に良いことを言っておりました。

専門家のように深く細かい部分に入ってゆく人間も必要だが、それらから得られた断片的な知見を、複合的に解釈する「総合家」みたいなものが必要だろうと思う。
今、社会がおかしくなっているのは、専門家しかいなくて、物事を総合的に捉えて解釈する人間が知識人と言われる階層の中にまったくいなくなってしまったことによるのだと思う。
だから、無知な人は感情に支配され、多少知識のある人も狭い領域しかしらなから感情的な意見にただ迎合しているだけで、間違った意見が暴走しやすいのではないかと思う。

http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20071116/p1#seemore
スペシャリストに対するゼネラリストって奴ですね。
まぁ、わたしはとりたてて「社会がおかしくなっている」とは思わないし、このエントリで取り上げられている反リサイクル主義者の武田邦彦は大嫌いなのですけれども(武田こそ「専門ばか」の典型だと思います)。