外相は博物館を弁護する
直訳したらなんか推理小説っぽい見出しになりました。
余丁町散人(橋本尚幸)の隠居小屋さん経由。
「麻生は博物館を弁護する」
麻生太郎外務大臣は月曜日、物議をかもしている靖国神社の博物館が「戦争を美化してはいない」と発言した。
麻生外相はブルームバーグニュースによるインタビューに対し、遊就館(戦時中の兵器や、他の戦争関連の展示品を陳列している)について、「単に、戦時情勢が如何なるものであったかを示しているだけだ」と発言。彼は、展示品が「当時の事実」を示しているだけだと言うのだ。
遊就館が日本の戦時のふるまいを正当化して、その攻撃性を糊塗しているという批判に対し、小泉純一郎首相は土曜日、釜山(韓国)での記者会見で、彼は博物館に提示された歴史解釈を是認しないと発言している。
http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nn20051122a5.htm
閣内不一致ですね。
これで麻生氏は次期総裁レースにおいて一馬身遅れたということでしょうか。
まぁ、「遊就館」の歴史認識はひとことで言うと「大東亜戦争はアメリカの謀略」ですから、日米同盟を絶対とみなす人間が是とするわけがありません。
「遊就館」については、保守派を自認する隠居小屋さんの関連エントリーも興味深いです。