不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

日本政府、横須賀に原子力施設を整備

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051029AT1E2801M28102005.html

政府、米原子力空母の横須賀配備で施設整備予算
 在日米軍横須賀基地(神奈川県)を母港とする空母「キティホーク」の後継艦に原子力空母の配備が決まったことを受け、政府は2006年度に受け入れのための施設整備費を計上する。原子力空母の原子炉の燃料棒交換などを目的とした新たな補修施設の建設を検討するほか、放射能漏れ事故を防ぐための安全対策作りを進める。

 町村信孝外相は28日の記者会見で「地元の理解をいただくべく最大限の努力をしていきたい」と語った。関連施設の整備には数千億円を超える金額がかかることが予想されており、政府は08年の配備に向けて来年度から複数年度にまたがって関連予算を盛り込む。 (07:01)

横須賀と言えば首相の選挙区でもありますが、地元はこれをただ受け入れるのでしょうか。
原子力施設といえば建設土木事業でもありますが、こちらの業界も一枚噛んでいるのか。
横須賀は東京湾の出入り口であり、羽田空港にも近く、テロ攻撃への脆弱性が指摘されています。また横浜近郊でもあり、縁のある人が住んでいることもあって、他人事ではありません。
アメリカの原子力空母の燃料棒というのは20年保つそうなので、「燃料棒交換などを目的とした新たな補修施設の建設」するというのは疑問なのですが、戦闘による破損を考慮に入れているのだとすれば、放射能を撒き散らしながら東京湾に帰ってくるということになるわけで、あまり考えたくないような話です。