不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

優生政策

最近の左翼市民運動の世界では、北欧世界はとにかくサイコー、という風潮があります。
しかしスウェーデンの、たしか男女平等担当相が来日したときに語った通り、「地上に楽園は存在しません」。
ファシズムとも関係の深い優生学は、戦後もアメリカや北欧といった国々で盛んであり、1970年代まで断種手術が行われていました。
アメリカの差別と優生学:『貧困遺伝子』撲滅のため、貧しい市民6万5,000人が秘密裏に断種された
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/05/65000_9afa.html
しかしながら、欧米先進国の後塵を拝してきた日本では、実に1990年代まで断種手術が、しかも当人の同意なく行われていたということを、忘れてはいけないはずです。
福祉国家優生学スウェーデンの強制不妊手術と日本―
http://www.arsvi.com/1990/990501iy.htm
1996年、自社さ連立橋本政権の菅直人厚生大臣の下で、優生思想部分がようやく削除され、優生保護法母体保護法となったのです。