不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

憲法記念日に寄せて

日本国憲法前文 A New Translation

われわれは、一つの戦争に敗北した。これは、国家の終わりを意味するのか?
否、始まりなのだ!

そもそも国政とは、国民の厳粛な信託によるものである。
その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使する。
そしてその利益は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである!

われらは正当なる選挙により選ばれた代議士による国会を通じて行動する。
そしてわれらとわれらの子孫のため、諸国民との調和による成果と、わが国全土にわたる自由のもたらす恩恵を確保し、政府の行為による戦争の惨禍を再起させぬことを断言する。
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

われわれが、恒久の平和を念願し、人類一人一人の関係を支配する崇高な理想を高くあげるのは何故か?
諸君!
平和を愛する諸国民の、公正と信義に対する信頼によって、われらの安全と生存を保持しようと決意したからだ!
われらは、地球圏すべての人々が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを、いよいよ確認しつつある。
われら日本国民が、平和を維持し、独裁と隷属、迫害と偏見を地球と宇宙から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を得るのは歴史の必然である。

いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視するとすれば、それは重大な過ちである。
政治道徳の法則は普遍的なものであり、この法則に従って自国の主権を維持し、他国と対等な関係に立とうとすることを、地球圏の各国が責務と思わぬはずがない。

この崇高な理想と目的とは、国家の名誉にかけ、全力をあげて、はじめて達成することができる。
われら日本国民はこのことを、誓わねばならんのである!
(声:田中崇