不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

霊感

というものをわたしは基本的に信じないのですが(これも一つの信仰だ)、しかし現実に霊的な仕事をしている人には、人間観察眼に優れている人が多いようです。
そうした認識能力というものは、持って産まれた先天的な素養も大きいのでしょうが、むしろ経験によって発達する部分も多いように思われます。
何故なら、わたしは霊性を否定しているだけでなく、人間の感情の機微に非常に鈍く、幼少時より数限りなく人を怒らせたり傷つけたりしてきた(少なくともその自覚はある)のですが、そんなわたしでも、昨今はわりと他者の感情の振れや、その人が何を悩んでいるのか、わりとダイレクトにわかるようになってきたからです(まぁ以前から、経験の多寡とはまったく無関係に、恋愛相談などを受けることは多かったのですけれど)。
しかしながら、これはプロフェッショナルなスピリチュアリストにも言えることではないかと思うのですが、自分にまつわる事柄についてはてんでこの感覚が働かないようです。
そんなわけで、わたしは未だに漠然とした悩みをどう解決したいのかまったくわからないし、自分に向けられている感情についても鈍いままなのでした。