不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

尖閣諸島に持ち込まれたヤギが環境破壊

元の記事の主題は、小笠原の八丈小島という無人島で繁殖した200頭のヤギを駆逐することになったという話。

 孤島に持ち込まれ放置されたヤギは、天敵不在のため繁殖しやすく、それが植生破壊による土壌流出など環境破壊の元凶とされている。太平洋のガラパゴス諸島では、ゾウガメなどの希少動物を守るため、年間約1万頭のヤギが射殺されている。国内では、小笠原諸島で東京都が94年度から野ヤギ駆除を始めた。

 また、日本が中国、台湾と領有権を争っている尖閣諸島では、78年に日本の政治団体が持ち込んだヤギ2頭が野生化し、現在では1000頭に達しているといわれる。同諸島魚釣島には、環境省レッドデータブックにも載っているセンカクモグラ、セスジネズミなど、絶滅の恐れのある希少動物が生息しており、日本哺乳(ほにゅう)類学会は02年12月、野ヤギ根絶の要望書を同省に提出した。しかし、同省は「領土問題があり、国が対策に乗り出すのは難しい」(野生生物課)として、実態は把握していないという。

政治団体」もよもやこんな事になるだろうとは思っていなかったのでしょうが、浅はかですね。
家畜として飼われている「日本ザーネン種」だとすると、
交配開始齢 6〜7ヶ月
妊娠期間 約150日
産仔数 1〜2頭
寿命 5〜10年
だそうで、ざっと計算するとわずか9年で1000頭を突破します。
もちろん、実際は水や餌の問題、病気や近親交配の弊害が出て計算通りには増えないでしょうが、生物の繁殖力の強さを甘く見ていたということですね。
政治団体」の人は責任を取り、今からでも銃を取って駆除に乗り出すべきでしょう。
この困った政治団体についてはこちら。
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/964.html
都知事尖閣諸島には縁がある*1わけだし、カラス対策ばかりでなくこちらにも手を打つべきではないでしょうか?
↑はもちろん冗談ですが、日中台の有志が集まってなんとかならないものかなぁ。

*1:1997年、現・民主党西村真悟と共に、「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサーの西崎義展が所持していた対人火器を搭載したクルーザーで渡航し、上陸した