不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

着床前診断

ちょっと前の報道になりますが、体外受精にまつわる着床前診断の是非が問題になっているようです。しかしこれには、なにかとても違和感を感じます。
これは医療倫理の問題とは切り離して考え得る問題ではないかと思うのです。
なぜなら、すでに出生前診断とそれにリンクした堕胎は公然と行われているのであって、もし批判するのならば、まずもってそちらを批判するべきだと考えるからです。
堕胎よりも着床の中止のほうが母体の負担が軽いことは言うまでもないことで、さらに言うならば胎児の生命としての権利も尊重しているでしょう。
にもかかわらずこの問題が声高に報道された理由を邪推します。
これは学会による既得権の保護に違いない。つまりその背後にある、薬品・化粧品業界も密接に関係した巨大な堕胎産業の陰謀である!!