2010日本版政治羅針盤
http://d.hatena.ne.jp/negorin/20100203/1265199220#cで非常に自己脳内完結的なつぶやきをしてしまったので、自分の脳内整理を兼ねて現在の日本政治思想状況をえいやっ、とばかりにカテゴライズしてしまう。
ちなみに5年前にもつくってた……http://d.hatena.ne.jp/o-tsuka/20050225
ポリティカル・コンパスでは政治的な右・左度(保守・リベラル度)、経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)の四分法が使われますが、わたしは現在これでは不十分だと思います。
わたしが考えるのは
- 伝統の保守重視・伝統からの自由重視
- 市場機能重視・配分機能重視
- 超国家志向・国家志向・個人(ただし大人の男性に限る)志向
による十二分法。
これによって無理矢理分けると、
- 伝統・市場・超国家=EU主義=民主鳩派
<以上は右も左もない>
- 伝統・配分・超国家=宗教原理=公明党
<以上が右派>
- 伝統・配分・個人=フェビアン主義=民主民社派、社民一部
- 自由・市場・超国家=ネオリベ=自民小泉派
- 自由・市場・国家=リベラリズム=民主菅派、自民一部
- 自由・市場・個人=リバタニアニズム=党派否定(みんなの党?)
<以下が左派>
<以下は右も左もない>
- 自由・配分・個人=アナキズム=党派否定
わたしに言わせるとゴリゴリ保守というのは小沢や清和会であり、超国家志向や配分志向のある鳩山や国民新党のような超保守とはあきらかに異なっているだろう、ということです。
ムリヤリです、あくまで。
ところでカテゴライズってネコイラズっぽいですね。猫は必要です。