不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

あきれはてた統計

男性7割「夫婦のもの」=女性は異なる意識−団塊世代に退職金調査
(時事通信社 - 03月04日 15:51)
 自分が受け取る退職金は誰のものか−。定年退職間際の団塊の世代に尋ねたところ、男性の約7割が「夫婦のもの」と答えたのに対し、女性の過半数は「自分のもの」と考えていることが4日、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(加藤寛理事長)のアンケートで分かった。

 調査は昨年11〜12月、団塊の世代と呼ばれる56〜59歳の会社員を対象に実施。首都圏、関西圏、中京圏の都市部に住む900人に調査票を郵送し、470人(男性387人、女性83人)から有効回答を得た。

 「あなたが受け取る退職金は誰のものだと思うか」との質問に、男性の69.3%は「自分と配偶者のもの」と回答。一方、同じ意識の女性はわずか2割強。半数を超える55.4%は「自分のもの」と答えた。 
時事通信社

http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=060304142639X437&genre=soc(引用は別ソースより)
「男性387人、女性83人」というところに注目。この時点で男女の比較統計としては疑問ですが、つまり団塊世代で退職金をもらえるまで勤め上げた女性が、あまり見つからないということも同時に示しています。
そしてその中で、現在、結婚している人数はどれだけいるのか。結婚していたとして、初婚はどれだけか。また、彼女たちの配偶者は自分の退職金についてどう考えているのか。突っ込みどころがありすぎてお話になりません。
要するに「男はヒサン、女は身勝手」という物語を強化したいだけの統計です。
「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」という団体は加藤寛が理事長ということでお里が知れます。