スポーツと政治

昨日、第２９回日本古武道演武大会という催しを見て来たんですが、日本武道館と日本武道協議会、日本古武道協会の会長って塩川正十郎が兼任しているんですね。ちなみに、世界最大の空手団体を自認する日本空手協会日本の伝統派空手が結集している最大の団体、「全空連」は笹川堯衆議院議員が会長です。
日本の武道団体というのはたいてい、組織への忠誠を要求しますから、政治家の後援組織にたいへん適しているわけです。*1
酔っ払って蹴りを出したということで、事件から半年以上たってとつぜん書類送検され実名報道された民主党愛知県連の木俣佳丈参院議員は新極真会の有力者*2だそうです。
そして民主党に反撃するせっかくのチャンスをみすみす潰した自民党の酔っ払い議員、こちら第一報では匿名報道でしたが、*3日体大出のスポーツマン。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/02/05/01.html*4
やはり、スポーツと攻撃性と政治活動の間にはアンドロゲンが関係（以下略）。

*1:余談ですが、わたしが通っている習い事の師範は某有名政治家の後援者で、後援会の中でも古株の一人であるらしいのですが、教え子にはまず選挙がらみの支援を求めません。尊敬しているところのひとつです

*2:愛知の民主で空手というと、赤松広隆衆議院議員も、日本空手道東真会という流派の最高顧問を務めています

*3:これってどういう基準なんでしょうね。警察の出した資料そのままってことかしら？
後追い報道によると、この前の選挙で小選挙区において落選、比例北関東ブロックで救済された中根一幸衆議院議員です

*4:この人は市議会議員時代に「桶川集団ストーカー事件」に関して被害者本人から相談を受けていたそうで、そういえば当時は週刊誌などでよく話題になっていました。たぶん、国会議員としては１期で終わりでしょう