不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

社共窮国統一戦線2005

思考実験として、今回の選挙で社共が選挙協力していたらどうなっていたか考えてみました。
小選挙区で協力するのは非常に難しいだろうと思われ、かつ考えるのが面倒ですので、とりあえず比例区のみを考えてみます。
社民の比例区得票は372万、共産が492万、足すと864万。これに対し、公明が899万です。
議席獲得は社民6、共産9、公明が23。比例全議席180のうち、3党で2割少々を獲得しています。
計算過程は省略しますが、全国ですみわけを行なって*1得票が減らないと仮定した場合、社共で19から21議席が獲得できそうです。
ものすごく苦労する*2ことが明らかなわりに、増える議席は4〜6。
特に、社民は南関東と九州で3議席を狙えるので6→9と1.5倍の議席増を見込めますが、共産は近畿・東海・北関東で若干増え9→10〜12の微増に留まります*3。労多くして益少なし、わたしが共産党幹部ならそう判断します。

*1:得票数と配分議席を計算し、社民が東北、南関東、北陸信越、中国、九州。共産が北海道、北関東、東京、東海、近畿、四国というわりふりが合理的と判断しました。ちなみに、このすみわけは国民新党新党日本のすみわけに非常に近く、社民党が地方政党であり共産党が都市型政党である実態を示しています。中国地方のしずかちゃんは社民党に入るのがおすすめ

*2:両党とも議席がない北海道・北陸信越・中国・九州、共産のみが持つ東海ブロック以外のすべてのブロックで社共は議席をわけあっています。とくに近畿の辻元、南関東の志井を動かすのは難しそう

*3:実際は、共産アレルギーを持つ社民支持者の非協力でもっと伸び悩むでしょう