2004-04-12 映画的瞬間。 城北のあるバス停、夕闇と夜中の狭間、二人で乗り込んだワンステップバスは貸し切りだった。いつもは渋滞している片側一車線の道路を、バスは全速で飛ばす。次々とあらわれるバス停には、誰も待っていない。突然にあらわれた銀河鉄道に、僕は少し恐くなり、ジョバンニと一緒に終点の前で降りたんだ。