不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

フロイト

のことを似非科学の教祖みたいに言う人は未だに多い気がしますが、少なくとも初期の彼は、実務家として診てきた症例を元に仮説を提示しているわけで、別に近代科学の方法論からはずれていたとは言えない。当時、彼の仮説を実験で検証する方法がなかったのが不幸だったわけですが。
最近、アメリカの研究グループが、MRI・磁気共鳴画像装置を用い、記憶を「抑圧」する脳の働きを証明したそうです。その論文が「サイエンス」誌に載るということで、やっぱフロイトはそれなりに敬意を払われているのだなぁ、と思った金曜の朝。