オグララ・スー族のありがたいお言葉
『NATIVE AMERICAN WISDOM』より
オグララ・スー族の酋長、「立ち上がりたる熊」ルーサー(1868?〜1939)のお言葉
対話というものは決してすぐに、あるいはあわただしく始まるものではなかった。
誰ひとり質問を急ぎはしなかった、どんなに重要であっても、誰も答えを迫られはしなかった。
思索のために間を置くということは、対話を始め、また導いていくための、偽りなく礼儀正しい方法だった。
沈黙はラコタ*1にとって意義深いことであり、
「話す前に、まず考えるものだ」という掟に対し、真の礼を保ち敬意を払う訓練を通し、
対話の作り手に対する沈黙の自由、そして対話をはじめる前の彼自身の沈黙の時間を認めることが為されてきた。
洞察力の追求*2を!