「結婚のすすめ〜35歳独身限界説(1)」への突っ込み。
勝間ブログが一部で話題になってます。
http://morningmanga.com/katsuma/091105.html
政治の話から離れて、身近な話題である結婚について考えます。
身近じゃない人もいるぞー。政治の方が身近な人もいるぞー。
近年、日本では少子化が問題になっていて、月額2万6千円の子ども手当の創出を始め、国を挙げてさまざまな少子化対策が講じられています。
いきなり政治の話じゃんかよ!
婚姻したカップルから産まれた子を嫡出子、そうでない子を非嫡出子と言いますが、日本は、文化的に非嫡出子が産まれにくい状況です。なんと98%の子が嫡出子です。
ここで左の選択肢を選ぶと非嫡出子差別問題の話に向かいますが、勝間氏はリベラルなので、当然、右に進みます。
つまり、未婚化・晩婚化が進むと、子どもが産まれにくくなります。そのため、未婚化・晩婚化対策をするほうが、少子化対策としてより効果を上げる可能性があります。
ようするに少子化対策の話かよ!
以下、唐突にはじまる結婚アジテーション。
なぜ結婚という制度があるのでしょう?
疑問だけで回答なし。フェミ(サヨク)的にはここが一番面白いとこなのになぁ〜。
結婚をしたほうがいいのでしょうか? 未婚化、晩婚化が進んでいると言っても、まだ多数の人が、結婚をしています。そのことは、多くの人が結婚には、デメリットよりメリットの方が多いと考えている証拠かもしれません。
多くの人が結婚しているから結婚した方がいいと! この多数派め!!
結婚のメリットは、かなり多いと私は考えています。
以下、例証略。
この35歳という年齢は、私の感覚的なもので、特別な根拠はないのですが、複数の企業経営者もこの説に賛同しています。自社の社員の中でも未婚者が増えていて、35歳を超えた未婚の社員には、仕事熱心というよりも「仕事へのしがみつき」が生じてきていて、以前は職場のエースだった社員も職場の化石になる、と嘆いている経営者が多くいます。
経営者なんてどうでもいいじゃん!
もちろん35歳を超えた未婚者全員がそうなってしまうわけではありません。しかし、35歳を分岐点に、結婚という経験の有無が、人格形成に大きな影響を与えているということは、多くの人の実感にも合っているかと思います。
以下、例証略。
既婚者のほうが、生産性を向上しようと未婚者よりも努力します。先ほどの「35歳独身限界説」に賛同してくれた経営者から、こんなエピソードを聞きました。何か業務を効率化しようとしても、「長時間労働をすればいいのだから、変更したくない」と35歳以上の未婚者が抵抗するというのです。
生産性とか効率化とかどうでもいいにゃん!
結婚をして、パートナーという自分とは違う他人と暮らすことで、相手から新しい考え方、生き方、行動のしかたを学ぶようになります。
同棲すればいいべ。
さらに、子どもが産まれて、自分たち自身がワーキングファーザー、ワーキングマザーになりますと、子育てをしながら働こうとしたときにぶつかるさまざまな壁に気づきますし、育児の中で地域コミュニティへの参加も否応なしに始まります。
結婚しなくても子どもはできます。そちらの方がより厳しい壁が!あなたもフェミ(サヨク)になれますよ!!
結婚をし、子育てをしたことで、私は初めて、自分の子どもたちが受け継ぐ社会は、私たちの世代よりも、よりよいものであってほしい、と心底願えるようになりました。そして、今、私は、色々な社会活動に積極的に参加しているのです。
アジるなら「大人になるために子どもつくれよ」でいいんじゃね。
デメリットばかり見て、結婚を先送りするのではなく、ぜひ思い切って飛び込んでみてください。
出来る人はとっくにしてるっての!
ま、結婚を迷っている人の背中を押したいって気持ちなんでしょうけれど、その背後にちらつく政治や経営者は何なんだ、と。
たぶん自覚ないんだろうなぁ。
あ、最後に一言。フェミにもサヨクにも興味がなく「健康」で「常識」的な「普通」の「労働者」のみなさまにとっては、この文章はそれなりに説得力があると思いますよ。
参考:「【勝間和代】35歳独身限界説批判〜結婚しなくいい、同棲しろ〜」
http://d.hatena.ne.jp/nagano_haru/20091106/1257483361