不平文士の節酒日記~ADHD 死闘篇

アルコール使用障害とADHD に立ち向かいつつある技術系会社員のブログ

昨日やった映画の告知はこんな内容。

大塚といいます。
1、2分時間を下さい。
来週末17日土曜から23日金曜まで、阿佐ヶ谷で公開される『1999年の夏休み』という映画の告知です。1日1回しかやらないんですが。
日本にまだ「トランスジェンダー」という言葉がほとんど定着していなかった30年前の映画です。
最新のデジタルリマスタリングを施されておりますので、画質や音質は非常に良い状態です。
伝説的な少女漫画家である萩尾望都さんの初期代表作であり、BLの元祖のひとつともされている『トーマの心臓』を翻案した作品です。
ただし、『トーマ』にあったキリスト教的な要素はバッサリ切られています。
『トーマ』は少年同士の愛憎を描いた作品ですが、この映画ではその少年を少女が演じています。つまりトランスジェンダーですね。
そのうちの一人は深津絵里さんで、彼女のデビュー作でもあります。
実写ですから、少女性をまったく消し去ってはおらず、そのため百合作品として鑑賞することもできます。
わたしは高校2年生の時にこの作品を観て、それまでガチガチのシスヘテロだったのが、ゆるゆるなトランスバイに再「構築」されてしまいました。
そういう危険な映画です。
興味を持たれた方は是非、チラシを持って行ってください。よろしくお願いします。